今日はなぜ私がこどもお料理教室を始めようと思ったか、そんな経緯をお伝えしようかと思います。
私はこどもの頃から何かを作るのが好きで、何故か忘れたけれど、プリンを一人でキッチンで勝手に作っていました。
はじめて作ったプリンは、スが立ちまくりの甘ったるい卵豆腐のような味でした。笑
母に素直に作り方を聞けば良かったのですが、私は家ではプライドが高く、聞くに聞けませんでした。小学校の時は部活もないので母が進めた水泳や英語やピアノやダンスを習いに行きましたが、全然のめりこめませんでした。
その時子どもながらに、『小学生にも料理教室は絶対需要あるのにな、なんで無いんだろう?』と考えていました。
家では素直になれず失敗する事を家族に見せたくなかったのですが、お料理教室ではいろんなことにチャレンジできると思いました。
大人になり、栄養士として献立や料理の勉強を積み重ね、早速自分で教室を開いてみよう思いました。
年月が過ぎていたので、他に誰か教室を開いている人はいないかと、「こども料理教室」で検索しました。すると、こども料理教室の協会までがある事を知りました!!
ホームページはこちら
この協会を作った方は絶対凄い!会いに行こう!!
一人で教室を開くには不安もあったので、これはチャンスだと思い、お声がけさせていただくことになりました。
そして、代表の考えである
『私たちが教えたいのはお料理ではありません』
という言葉を聞いた時は衝撃的でした!
えっ!?お料理しないの?って
しかしよく聞くと、料理を作れるようになるのは、もちろんだけどその過程が大切だということでした。
料理を作るには、まず、レシピを読む国語力、分量を量る計算力、メニューを見て過程を憶える記憶力、集中力、段取り力…等様々な力を使います。
そして、切る前の野菜そのままの姿を見ることで食への興味が湧き、友達と一緒に作ることで協調性や、作ったという達成感が生まれます。これ全て生きる力に繋がっているというのです。
これを聞いてハッとしました。
料理って技術だけじゃないんだ!!
この考えに共感し、私もこの事をたくさんの方にお伝えしたいと思い、講師になることを決めました。
…長くなってしまい申し訳ございません。ここまでお読みくださりありがとうございます。
これからも子どもたちに生きる力を授けられるように、私も力をつけていきますね!
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